「世界一流のエンジニアの思考法」と言う本が、色々と衝撃的。書かれていることは仕事術の本だと言えばそれまでなんだけど、一流エンジニアのスマートな発想や姿勢にただただ驚いている。
色々と衝撃をうけて世界観が変わっていくというのは良い事なのでどんどん驚かせてほしいんだけど、冒頭から何度も書かれている一流エンジニアの超速スピードの源泉には安心と戸惑いを感じている。
一流エンジニアの超速スピードの秘密
一流エンジニアと呼ばれる人の仕事がなぜ早いのか。著者が体感して分かったことは実にシンプル。
- ”理解”を積み重ねていく
これだけの事らしい。1つ1つ、”わかる”ことを増やしていく。それを絶え間なく毎日ずーっと積み重ねていった結果として超速の仕事ができる一流エンジニアが誕生するらしい。
一流エンジニアと一般人の共通点
理解速度は変わらない
著者曰く、一流のエンジニアとそうじゃない人の理解力に大きな差はないそう。平たく言えば、一流エンジニアも理解するのにはとても時間がかかるらしい。
そこには個人差がないのだけど、その理解に時間をかけることを惜しまずに、理解することを淡々と黙々と積み重ねていける人が一流エンジニアになっているそう。
一流ほど基本を積み上げる
一流と呼ばれるエンジニアほど基本を積み上げていくことをおろそかにしていないらしい。基本と呼ばれることを淡々と黙々と積み上げていった結果として超速のエンジニアが誕生するといっても過言ではないらしい。
これは他の業界、なんならスポーツやエンタメの世界でも同じことが言えると思う。基本を忠実に淡々を積み上げる人が高みに行ける。エンジニアも同じらしい。
積み上げる習慣の有無
基本を積み上げていくこと、1つずつ理解していくことを怠らない人が成功するというのが黄金則として存在しているようだ。
それを小さなころから習得している人は当たり前のことかもしれないけど、それを当たり前として身に着けてない人は、差がついてようやく「なぜあの人はすごいのだろう」となるのだと思う。そんな人は普通にいると思うし、僕もそう。
でも、そこで基本を積み上げることを習慣としているのか否かの違いに気づき、受け入れて、それを習得できれば誰にでも一流エンジニアや一流の何かなる道や可能性は残されていると言えるはずです。
なので…
一流になるには近道はなく、むしろ今までの自分が避けて通ろうとしていた遠回りに感じる道を行くしかないということかもしれません。
それは、”地道に基本を1つ1つ積み上げていく”という道。
それができる人が一流の高みに行けている人の共通点であると、マイクロソフトの一流エンジニアの一員として仕事をしている著者は語っているので、おそらくこれは世界共通の法則なんだと思う。
中でも”一流エンジニアも理解スピードは同じ”という一言は、何かを始めたり、何かを極めようとしている人には大きな励みになる人事なんじゃないかな?とも思う。
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