
AIをどう活用するかは、今いちばんの話題の一つだと思います。
そして、同時にどのAIを使えばいいのか?が悩みどころと言う人も少なくないんじゃないかな?と思います。
界隈でよく聞くのは「どのAIが一番優秀か」という話ですが、専門的なことはひとまず置いておけば、一般ユーザーであれば Gemini か GPT系を使っていれば、かなりのことはもう十分に足りてしまう世界になりつつあると感じています。
あくまで素人目線ではありますが。
ほぼ知識ゼロの状態から、AIに助けてもらいながら株式投資の売買タイミングを計るプログラムを自作したり、独習用の環境をAIで組んで活用している今の自分の感覚としては、「あれこれ使い分けること」を意識するよりも、「どれか一つを決めて、とにかく触って慣れる」ほうが、よほど有意義なのではないかと思っています。
なぜそう思うのか
AI開発会社はまだまだ全力で競争中
まず大前提として、AIはまだ進化の途中で、「何が一番良いのか」は誰にも断言できません。
今日の時点では、最新の Gemini の評価が高かったり、その少し前までは GPT 5 が最強だと言われていたりと、評価は一夜で変わるくらいの競争状態が続いています。
一部では「これはもう Gemini の勝ち、つまりGoogleの勝ちだ」という声もありますし、それも確かに説得力はあります。ただ、だからといって OpenAI がもう勝てないのかと言うと、必ずしもそうではない世界だったりするんですよね。
例えば、AI自身がテストデータを自作して、自分で学習を回していくような自律型の方向に進めば、今のGoogleの優位性は薄れるという見方もありますし、未来のシナリオはまだはっきりしません。
このあたりは議論のためにさらっと触れるだけにして、「一般ユーザー目線でどう向き合うか」に話を戻します。
最新のAIを本当に必要としている層は限られている
NVIDIAのジェンスン・フアン氏が「一般ユーザーが使うAIは、必ずしもその時点で一番新しいものである必要はない」という趣旨の話をしていて、個人的にとても重要なポイントだと思いました。
それはこんな内容の発言です。
「十年後には今よりもっとすごいAIが生まれているだろう。しかし、その十年後から見て一年前のAIであっても、今の基準から見れば十分すぎるほど高性能だし、多くの人にはそれでも十分に価値があるはずだ」
これは「性能アップとともに電力消費も増えるのでは」「このまま電力需要が膨らみ続けるのでは」といった懸念への一つの答えとしての発言です。すべてのAIが最新最強のチップを回す必要はなく、一般ユーザー向けのレベルはもっと手前で十分=電力消費需要はある段階から抑える事が可能、という視点です。
要するに「自家用車にF1カーは要らない」という話です。
一般家庭には燃費が良くて安全に配慮した車が良いように、AIもそういう方向性での適応が起きるだろうってことです。
ただ、どんな車に乗るにしても「運転のしかた」は知っておく必要がありますので、今からAIとの付き合い方を身につけておいたほうが良いし、そちらの方がずっと重要になってくると私は思います。
AIはどんどん特化型になっていく
「どのAIが一番良いのか」という議論がだんだん不毛になりつつある理由の一つが、AIが棲み分けされて特化型になりつつあるためだと思っています。
GPTは比較的オールマイティなAIを目指してきましたが、最近は「何でも屋」を目指しつつも、開発リソースを分散させ過ぎないようにして、ユーザー体験に直結する部分に集中的に投資していく方向に向かっています。
一方でGoogleは、すでにある自社サービスとGeminiを連携させることで、メールやドキュメント、スプレッドシートなどの日常業務の中にAIを自然に溶け込ませようとしています。
さらにClaudeのように「コーディングが得意」と評価されるモデルもあり、「プログラミングを手伝わせるならClaude」という人もいます。
Xを開けばGrokというAIが常駐していて、投稿のファクトチェックをしてくれたりしますし、このGrokは今後テスラのプロダクトの中にも広く組み込まれていくと言われています。ただ、おそらくテスラの外側にまで大きく展開していくことはないでしょう。
こんなふうに、各プラットフォームの内側や特定の用途に特化したAIが進化していくと、「どれが一番か」という話自体の意味が薄れていきます。
「普段GPTを使っているからGmailの中にもGPTを標準装備してほしい」と言っても、Googleとしては簡単に飲める話ではありません。結局は「場所ごとに違うAIと付き合っていく」形に収まっていくはずです。
AIが進化しても、ユーザーは自動的には進化しない
ここからは、もう少しユーザー側の話です。
AIがどれだけ進化して便利になっても、人間の側が勝手に賢くなるわけではありません。技術としての最大火力が上がること自体は重要ですが、多くのユーザーにとって必要なのは、その中のごく一部の火力だけです。
今のスマートフォンがまさにそうです。機能もアプリも山ほどありますが、そのすべてを把握して使いこなしている人が全ユーザーの何パーセントいるかと言えば、おそらくかなり少数です。ほぼすべての人が必要な範囲だけ使えていれば、日常生活で困ることはほとんどありません。
パソコンも車も同じで、全機能をフルに使う人はほとんどいません。大事なのは「自分に必要な範囲を、当たり前に使いこなせるかどうか」です。
そして、その最低限の使い方が身につくかどうかは、結局のところ「どれだけ触ったか」「どれだけ慣れたか」によって決まります。だからこそ、今のうちからAIを使い倒しておくことが、一番効果的だと私は考えています。
今どのAIを選ぶかより、「使い始めること」の方が大事
ここまで書いてきた通り、現時点で「このAIがベスト」と決めることはほぼ不可能です。
「だからしばらく様子を見て、一番いいものがはっきり決まってから使い始めよう」という選択肢も、理屈としては分かりますが、私はあまり賢明だとは思っていません。
それよりも、まずは手に取れるものから使ってみて、日常の中にAIを混ぜてしまう。ChatGPTでもGeminiでも、手元の環境で試しやすいものから始めてみる。
私自身も、よく分からないなりにGPTを使ってPythonコードでプログラムを組んでみて、株の売買タイミングを検証してみたり、独学用の教材やテスト環境をAIと一緒に作ってみたりしています。簡単ではないですし、実際かなり難儀しますが、「一度、自分の手で組めるようになる」と、その後はいろいろ応用が利くようになってきます。
これから先、どのAIが主役になるかは分かりません。ただ一つはっきりしているのは、「AIと一緒に考えたり、試行錯誤したりすることに慣れているかどうか」で、使える選択肢の幅が大きく変わってくるということです。
だからこそ、「最強のAIが決まってから」ではなく、「今のうちに、手元にあるAIを使い倒しておく」ことをおすすめしたいと思います。
活動ログ・メモ
- 大阪の街、インバウンドは減ってきている気がする。万博が終わったから?政治の影響?
- フードデリバリーの仕事は忙しい。でも割に合わない単価が多い印象
- ブログを立ち上げて初投稿
今日やったこと
| 内容 | 量・状況 | メモ |
| バーピー | 1セット | なぜか腹筋が筋肉痛 |
| 長座前屈 | 3セット | キツイ |
| 中学時代の復習 | 1.5h | 中学レベルの基礎 |
| 中小企業診断士の勉強 | 1.5h | 経済学の基礎 完了 |
| ブログ作成 | 1h | 立ち上げ作業 |
やること
| 内容 | 量 | 期限 |
| 簡単なバーピー | 10回×1セット | 未定 |
| 長座前屈 | 10秒キープ×3セット | 未定 |
| 中学時代の復習 | 1時間~/day | 未定 |
| 中小企業診断士の勉強 | 1時間~/day | 未定 |
| ブログ作成 | 1記事/day | 未定 |
| 投資(インデックス投資メイン) | - | 未定 |
やりたいこと
| 内容 | 目標 | 期限 |
| 疲れにくい身体づくり | 体重70キロ台、体脂肪20%未満 | 特に無し |
| 中小企業診断士 の取得 | 試験合格 | 2026年 |
| 中学時代の勉強にやりなおし | 80%以上の理解 | 2026年1月まで |
| 投資 | 0→1億円の資産 | 特に無し |
| 個人ブログ | 見れば自分が分かるレベル | 特に無し |