未解決で喫緊の課題が本当の本丸の問題を隠しているのかもしれない

今抱える問題は、もっと大きな問題を隠すためにあるのでは?

そんな事をふと思ったことがある。今の自分がそうなんだけど、自分が抱えている問題は本当にもっと大きな問題を隠しているのでは?

だとしたら、この問題の解決を本音では望んでいないのではないか?と。もしこれが当たっているなら、問題が消えないのは自分のせいだし、自分のためでもあったりする。

もし、何かうまくいかない現状がある人は、自分と同じように目の前の問題を解決すると困ることが隠れていたりするんじゃないかな…と思ったりする。

本当の問題と蓋をするための問題

触れたくない問題を問題で隠す

目の前にある問題が、実は本丸の問題じゃないんじゃないか?

そう思ったのは、自分の取っている行動の根っこをたどると、実はそれが問題じゃないということがわかってきたから。

例えば、お金。お金が無いことは問題ではあるけど、もしお金があると、あれもこれもと次の課題が思い浮かぶ。実はそれらをやりたくないという気持ちがある。

もっと頑張れ、もっとそれに取り組めと突き付けられるはず。それをしたくないという気持ちが強い。例えば、長男だから地元に帰って家のことをやれみたいなこと。絶対にしたくない。むしろ縁を切りたいという気持ちすらあるのに、なぜ長男ってだけでそれをしなくちゃいけないんだ!みたいな。

だから喫緊の課題を言い訳にしたいという自分がいるんじゃないかな?と思っている。

実はそれが本当の問題ではないかもしれない

喫緊の課題が大きな課題を隠す。

こういう状態にあるのは自分だけなのかもしれないし、少数派かもしれない。でも、そういう状態にある人が居るとすれば、ちょっとは理解してもらえると思う。

実はこれが本命の問題じゃないが、そこを着手したくないから今のままでいいんだよ!みたいな。

そういう人ってどういう人かな?と思うと、その人ならなんとかできそうな事なのになぜか解決していないこと、進展しているように見えないことは、そうあることにメリットがあると捉えると見方が変わるのかな?と。

例えば、子供が勉強をしないというのは、確かに問題かもしれない。本人も勉強をしたほうが良いことは分かっている。でも、やらない。やらないから怒られる。

この問題が未解決で進まない状態の裏にあるのは、もっと遊んでほしいと親に訴えているのかもしれないし、わからない時や間違えた時に怒られるのが怖いからかもだし、できない自分に親がガッカリするのをみたくないって本音だったりするかもしれない。

それらの問題を避けるために、勉強をしないという問題から進展してないのかもしれない。そんなことを思ったりする。

だから…

問題は階層になっているかもしれない。
そう捉えることで見える事ってあるんじゃないかな?と思っている。

営業マンなら「お金がない」「時間が無い」が断り文句ナンバーワンではあるけど、それが本音ではないことを知っているはず。その裏にある本当の問題や課題に触れること、そして、それを解決できると提案できてこそ売れるんだよ、みたいな。

問題はレイヤー形式になっている。

嘘をついていると言えばそうなんだけど、嘘をついてでも隠したいこと、直面したくないことがある。それを解決することができれば、人生をガラッと変えるようなインパクトを与えることができるかもしれない。

そこを信じて、誰かと繋がり、じっくりと対話することが大切なんだろうな…なんてことを思う。そして、それは自分自身という一番身近な人間との対話を深めるということも大切であるということだと思う。

なので、ブログを書くというのはとても自分のためになっているので、続けていけたらいいなと思う。